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古銭の安全な磨き方は存在する?

始めに、古銭をきれいにする際、安全な磨き方は残念ながらありません。 そもそも、古銭の手入れや保管に関しては、あるがままにしておくのが基本となります。人の手から手へと渡り流れてきた古銭にとって、汚れは勲章、風格であり、長い歴史の証拠です。確かに状態が良いものの方が価値は高いですが、汚れたり錆びたりしていても、それはそれで特に問題にはならないのです。 そして、これが重要なのですが、磨き方にもよりますが、洗浄は古銭に不可逆の変化をもたらすからです。磨く、研磨するということは、表面が削れるということです。つまり、傷がつきます。目に見えないような微細な傷であっても、傷がつけば状態の悪化につながり、価値が下がります。なので、売却を考えているなら、無闇に磨くことはやめておくべきでしょう。 それでも磨きたいのであれば、どのような磨き方を用いるにしても、これらのことを頭に入れて、それでもいいという場合のみにしましょう。